こんにちは。カメラマンの矢野拓実です。
「たまにはコラムでも書いてよ」と共同運営のライターから提案してもらったので、イベントの写真に関することを書いてみようと思います。
さて。イベントの写真って、基本的にはイベント翌日に納品するカメラマンさんが多いのかなって思っています。
ですが、僕のスタンスとして、
- 撮影
- レタッチ
- 写真納品
はイベント終了までにやります。
もっと細かく見ると、
- 最初の15分撮影
- 15分レタッチ
- グーグルフォトで格納先納品
- ツイート
- 15分くらい撮影
- 15分くらいレタッチ
- 納品
というふうにしています。
途中で納品やツイートが入る理由ですが、今のイベントの流行には「#(ハッシュタグ)」と「トレンド入り」があります。
ここに載るためには、参加者や主催者のツイートだったりが必要なんです。
トレンド入りを目指すこと自体はあくまでも手段のひとつでしかないですが、そのイベントに参加していない人がトレンド入りしているワードを検索してツイートを見て、「今度は自分も行きたい」と意識・行動に落とし込む必要があります。
さて、そのためにはどうするかというと。
良い写真と140文字のテキストで、そのイベントのエッセンスをツイートに詰め込むんです。
ファンの支持を強くするための三か条
・その価値自体を、アップさせること
・その価値を、他に代えがたいものにすること
・その価値の提供元の評価・評判を、アップさせること#ファンベース#朝渋 pic.twitter.com/yrpKNxF2MG— takumi YANO/矢野 拓実 (@takumiYANO_) February 8, 2018
この行動は、主催者の方が行なっても構わないし、僕のフォロワーさんに向けて僕がツイートするでも構いません。イベントで得た良い情報なら、すぐに僕が伝えたいですし。
そして、僕がイベントまでに写真の納品を終わらせたのなら、終了報告も兼ねてクオリティの高い写真を交えたツイートをすぐさまつぶやけますし、そのほかのSNSにだって投稿できます。(この報告も、じつは、ライターが請け負ってももいいのかもしれないです)
そして、写真たちは、SNSや「repo-shelf」で公開するイベントレポートに使われます。するとおもしろいことに、写真って記憶を思い出すファクターになるんです。
「あのとき、こう言ってたな」とか「こんなことを感じたな」とか。
リアルタイムにイベントの様子を追うための写真と、レポートを通して後からイベントを思い返すための写真。
それぞれに向けて写真を撮影しようと思うと、クオリティはもちろんのことスピードも絶対に必要。
そんなこんなで、僕は超圧倒的スピード・クオリティでお届けしたいと考えています。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
Text:Takumi Yano
Edit:Shino Suzuki